資産運用とはお金に有意義に働いてもらいお金を増やすことである。しかし実際、資産運用に回せるお金がどの位あるのか?これを把握しなことには無謀なセミリタイアになってしまう。
よく株式投資で1年で10倍に増やしたとか、そういう数字を目にすることがあるが、もっと現実的な数字目標を設定するべきである。夢を見ることは悪い事ではないが、株式投資で平均でどの程度増やせるか?それにはどの位の資金が必要なのか?
もっと現実的に家計を見直す必要がある。
「セミリタイヤ」多くの人がしたいと思う。
しかし、簡単じゃないことを知っているから踏み込めない現実。
サラリーマンという安定収入程、魅力的な職業はないのだ。
それが現実!!
それではどうやって家計を見直せばよいのか考えてみよう。
家計を把握
家計収支を把握することから始めてみよう
我が家では1年に1回まとめて1年分の家計収支をエクセルを駆使して作成していた。
「1年にまとめてってそんなの出来ない?」って思いませんか?これが可能なんですよ。我が家はほぼクレジットカードを使用して支払いをする。公共料金を含めコンビニの買い物まで、クレジットカードで支払い出来るものは全てだ。
勿論現金でないといけないものもあるのだが、そんなものはお小遣いから出しているので毎月お小遣い〇万円で良いのです。1円単位まで細かくやる必要は全くない。大体で良いのだ。今はネットでクレジットカードの利用状況が出てくるし、そのほかに銀行口座の通帳を把握すれば、1年分の家計収支は1日あればできてしまう。
勿論、年末の預金残高もすべて把握できる訳だ。
これなら簡単でしょ。
「家計簿」なんてものは詳細に作る必要は全くない
要は家計簿作成を続けられる家庭は良いのだが、共働きのこの時代、そんな手間なんて掛けてられない。家の片づけすら大変なのだから。
だからこそクレジットカードでの支払いは便利なのだ。
全て支出履歴が把握できる。だから支出項目もザックリだ。
多分、「家計簿」をきちんとつけている人は「食材の内容」まで書いている人もいるのでは?
我が家ではそこまではしない。教育費、娯楽、食費、といった大まかな範囲で項目訳をしている。細かくすればするほど、自分たちが大変になるだけ。大体把握出来ればいいのである。
知ってますか?
今の時代、スキャナ取込したレシートを送ると家計簿を作ってくれるサービスがあったり便利なスマホアプリがあったり。そんなサービスを利用するのもありなんでしょうね。
そんなんで今はスマホのアプリを利用しております。
スマホのアプリを利用すればもっと簡単!
私が利用しているスマホのアプリは「Moneytree」と言うアプリです。無料で利用出来るのでコレを利用しております。他にも幾つかあるのですが、無料で利用しようとするとこのアプリが私には合っていたようです。
スマホのアプリだとExcel管理よりももっと楽になります。そして何よりも現金支出の際の漏れが減り、詳細な内容を記録出来るようになります。
やっぱりスマホだと常に持ち歩いているんで、記録も細目にするようになるんですかね。
これを利用するようになって家計簿の作成が圧倒的に楽になり、家計の把握が簡単になりましたよ。是非興味のある方は使ってみて下さい。
家計を把握したら今後を計画
家計収支を把握しセミリタイヤを計画的に考えてみる
「セミリタイヤ」したい気持ちは分かるが、あくまでも家計が回ることが前提だ。セミリタイアしても何かしらの収入は必ず必要となるだろう。それをどうやって得るかが一番の問題なのだ。
何十億と資産があるのであれば問題ないが、そんな人は本当に僅かな人であろう。
アパート・マンション経営でもしていて収入があれば良いのだが、今の時代、アパート・マンション経営も勝ち組・負け組がいるはず。どのような分野でも成功者・失敗者がいるのである。勿論、株式投資のような資産運用も同じである。
だからこそきちんと向き合わなければならない。
自分がどのような分野でなら稼ぐことができるか?
そして幾ら稼げば家庭が成立するのか?
どの分野でも稼ぐ力がないのであれば、サラリーマンは辞めない方が良い。
現在の家計状況から今後どの位稼ぎがあれば生活できるのか?
結局はコレに尽きる。
全く仕事をしないのも暇でつまらないような気もする。今まで月に40万の稼ぎがある人なら、セミリタイヤして月に10万位稼いで生活する選択もあるのでしょう。そうやって家計に合うセミリタイヤの仕方を考えれば良いのではないかと思う。
これからの時代は生涯現役
今の日本に期待してはいけない。年金で暮そうなんて甘い話だ。
30代、40代の方はサラリーマンを円満に定年退職した後のことまで考えないといけない時代。
定年退職までサラリーマンをしていれば、生涯暮していけるだろうなんて思ってはいけない。株式投資ではNISA口座なんていうものがあるが、あれは政府が自分達で将来に向けてお金を工面しろ!!っと言っているようなものである。結局は定年退職後も稼ぐ力が必要になるのである。
だから、若いうちに組織から解放されて稼ぐ力を身に付けたい。
っと自分は考えている。
だからこそ今、真剣にセミリタイヤを考えている。