ふと気づくと子供も将来の事を考えるような年齢となり、将来の事を真剣に考えているようだ。自分がなりたい職業の為にどうすれば良いか?本人なりにキチンと考えている姿が頼もしいものだ。
ついこないだまで小学生だったのに、いつの間にか現実的な将来のビジョンを描き始めている。もうこうなってくると親としては応援する以外なにもない。
田舎っていうのはなかなか不便なもので、本人の将来のビジョンを考えたとき、どうしても田舎の学校ではどうしようも出来ない。本人が刺激を受けるような環境に放り込む必要性が発生してきた。
かわいい子には旅をさせろ!
こんな言葉もありますが、元々私個人的な考え方は社会人になった時点で、必ず家を出て貰うつもりではいる。いくら地元の企業に就職しようとも、これだけは絶対である。いつまでも親に依存している環境は本人にとっても良くない。
しかし今、通常ではあまり考えない速さで一人で暮らす可能性が出てきている。本人も真剣に考えているのであろう。私も本人の将来なりたい職業を考えたらそうするべきだと思っている。地元の優秀な高校では限界がある。
一時期は相当優秀な子供しか集まらなかった高校も少子化により、それほどでもない高校に成り下がっている。地域No.1の学力を誇っていた高校が、スポーツ推薦みたいな形でちょっとどうなのっていうような学生まで進学できるようになってしまっている。実際にその高校の大学への進学実績が物語っている。20年前位までなら優秀な生徒だった集団で東大への合格数もそれなりにあったはずだが、今や過去の栄光でしかない。
環境は人を変える!人は環境に染まる!
本人の将来なりたい職業を考えると、地元の高校の進学では難しいことは家族も感じている。私は今住んでいるところが出身ではないのでその高校がどれ位入学するのが難しいのかは知らないが、客観的に見ても進学校だけど有名ではない学校とレベルは同じ位である。「可もなく不可もなく」って所でしょうか。中堅私立大学に入れれば良いレベル。なんだかんだ言っても、お互いが刺激しあうような環境にいなければ、自然と堕落するのは仕方がないこと。「井の中の蛙大海を知らず」ではないが、環境っていうのは恐ろしいくらい人を変える。
ダメな組織にはダメな社員の集合体であるのと同じである。きっとそういった企業は倒産する。優秀なトップがいて、優秀な社員がいる組織。きっと組織に集まる人材が自然と環境に染まるから優秀な社員へと育つのであろう!
自分も色々な環境を見てきたが、環境が人を変えるのは確かであると思う。「馴れ合い」は一歩間違えば悪い方へ作用する。
親は支援することしか出来ない!
最終的に自分の進路は自分で考えるものであり、そして実現するのも本人である。本人がなりたい職業を考えたときに、どのような高校に入れば夢の実現へ近づくかを考えれば、おのずと選択肢は限られてくる!
中学生のスポーツアスリートが海外へ行くのと同じ感覚だと思っている!
彼らはオリンピックで金メダルを目指し日々奮闘しているのであろう!
ちょっと早いが親元を離れて暮らすのも有りなのでしょう!
あとは本人次第かな。
高校受験で合格を掴み、次の段階へ歩み始めないことには。
ま、高校受験だけで決まるわけではありませんがね。人生は!
失敗したとしても最終的に夢を実現すれば、歩んだ過程が違うだけのこと。ただ、精神的なタフさは必要になるでしょう!
人生を逆転させるのにはパワーが必要。自分が良い環境に染まるのはパワーはそれ程必要ない。ここの違いは意外と大きいだろうな!
我ながら自分の子なのか不思議でならない。自分の学生の頃と比べ物にならない程、考え方がしっかりしている。あっぱれです!