自分が楽しめる、そんな生活が送りたい。趣味を仕事にするとどうなるのだろうか?

自分が楽しめる、そんな生活が送りたい。趣味を仕事にするとどうなるのだろうか?

よく思うことがある。プロのスポーツ選手とかYouTuberなど「趣味」の延長線上を仕事にしている方々、沢山いると思います。

勿論、株式投資が大好きでサラリーマンをしながら兼業で投資をされている方なんかは専業トレーダーになりたいと思っている方が多いのでは?

今まで趣味の世界で楽しんでいたことをプロ(仕事)としてやると、一体どのような気持ちの変化が現れるのだろうか?少し疑問に思うことがある。

例えばの話であるが、卓球の平野美宇ちゃんの両親は大学まで卓球を競技としてやっていて、いざ子供に卓球をやらせる時に卓球教室を開業し仕事にしている。張本智和くんの両親も中国の卓球選手だったが、日本で卓球教室を運営し生計を立てている。

このように自分が好きな事を仕事にしている方、沢山いると思いますが、趣味であったことが仕事に変わると、どのような心境の変化が出てくるのだろうか?とても興味がある。

趣味を仕事にするのは楽しい事なのか?

サラリーマンをしていると組織のシガラミ等に巻き込まれて、趣味を仕事にしている人を羨ましく思うことがあるが、実際のところどうなのだろうか?

本人達は毎日の生活が充実しているのだろうか?

それとも、趣味としてやっている時は楽しかったが、仕事にすると辛くなるものなのか?

自分は物作りや機械いじりが子供の頃から大好きで、コンピューターも子供の頃から憧れがありシステムエンジニアの道へ進んだが、楽しいはずのシステム開発も組織のシガラミに巻き込まれると途端にモチベーションが下がる。開発そのものをやっている分には楽しくて没頭できるのだが、サラリーマンとしてシステムエンジニアをしていると自由に開発ができない。昇格なんかしてしまうと尚更、マネージメント業務が重荷に感じ、開発そのもの自体ができなくなってしまう。

なんかもっと良い働き方が出来ないものなのか?考えさせられてしまう。

我慢するのがサラリーマンなのか?

勿論、家族を養う義務があるから毎月確実な収入が得られるサラリーマンは魅力的だが、苦痛な事を我慢して仕事をこなす。充実した生活とはかけ離れているような気がする。サラリーマンを上手く楽しめている人って凄いとさえ思える。会社に忠誠心があるかが試される意味不明な単身赴任とかに耐える力。正直、そういったことに耐えてサラリーマンを続けている人を尊敬します。

今挙げた例は私の事ではありませんからね。

正解なんてないに決まっている

趣味を仕事にすることが楽しめて良い」とか「安定収入が得られるサラリーマンになるべき」とか、こんなことに正解なんてないに決まっている。正解がないから悩んでしまう。自分がどのように行動すれば楽しくて充実した生活が送れるのかを。

多分、自分みたいにこんなこと考えている時点で何をやっても充実感が得られないような気がする。もっと適当に生きれたら楽なのにな。

昔、CMでやっていた「サラリーマンとは気軽な稼業ときたもんだ」っと言えるようになったら最高なんだけどな。仕事が出来る人・出来ない人、「2:8の法則」に従っているけれど、「8」の中の本当に出来ない2割の方も同じ給料を貰えるサラリーマン。この人達にとっては気軽な稼業なんだろうな。

パートさんやアルバイトの方より仕事のできない正社員。こういう人もいるから出来る人が出来るように見える。そういうもので成立しているのが組織なんだな。出来る人しかいない組織だったら、出来ると思っていた人が他の人に劣等感を感じることあるんじゃないかな?

組織ってやはり働きアリの法則「2:8の法則」に従っているのだろう。

だから趣味を仕事にしている人も何かしらの苦労はあるんだろうな。
先ほど上げた卓球教室の話ではないが、生徒が集まらず生計を立てることが出来ないんではないかというような不安とか。

多分、どんな仕事にしても自分がポジティブになれなければ同じことなのだろう。サラリーマンだろうと趣味を仕事にしている人だろうとポジティブにならない限りは何をやっても充実した生活は送れないのだと、最近感じるようになってきた。

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