先日、キッチンの蛇口からポタポタと水が漏れているではありませんか。半年くらい前から少し水が漏れている感じがして気にはなっていたのですが、ポタポタの水漏れはコップに水を溜めると5分くらいでコップ1杯位となりそうな感じ。。。
ここ最近の水道料金が少し多いと感じていたのは値上げではなく、まさかの水漏れ?
新築して20年経過したので、こういう不具合が出てくるのは仕方ない。
まずは自分で修理できないかをネット検索。
検索すると同じように水漏れに悩まれていた方が結構いました。
検索時に使用した検索キーは下記の画像の通りです。「修理はTOTO・・・」なんて分かり易く記載あり、型番と思われる「TKJ32UBFRV18」。この型番が重要なようです。ぎりぎりシールが剝がれていなくて良かったです。
そして下記写真の型番と思われるものは、システムキッチンの型番らしい。
型番からネット検索すると修理部品として下記写真の商品が候補に。
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Amazonでも販売されていましたので、レビューも参考にさせて貰いました。結構、この部品を購入して水漏れ修理されている方がいるんですね。この部品を交換してもダメだったというようなコメントもあり悩みましたが、これで直らなかったら蛇口毎交換かなと思いながら、Amazonでポチっとしてしまいました。
THY582N の交換手順。簡単に水漏れ修理できたよ。
流石Amazon。プライム会員なので翌日に部品が届きました。
修理するまでキッチン下の元栓を締めて対応していたので面倒でした。それなので、部品が届いたらすぐに修理(交換)作業を行いました。
作業手順はTHY582N の中に付属している説明書に結構詳細に記載されていました。一応この記事にも私が部品交換した手順を写真付きで記載しておきたいと思います。
ちなみに私が使用した工具はマイナスドライバーとピンセットだけでした。
[手順1]レバーを上に引っ張り、レバーを抜く
[手順2]白いプラスチックの留め具を取り出す
私はマイナスドライバーを空洞部分に引っ掛けて白い丸い周りはギザギザのものを取り出しました。
下記画像が白い留め具を取ったものとなります。
[手順3]鉄の筒を回して抜き取る
これが外れるとカートリッジらしきものが丸裸に。
[手順4]カートリッジを上に抜く
抜いたら下記画像のものが出てきました。これに関しては割れているような箇所もなく、まだ使えそうな気もしました。
[手順5]中の水をティッシュ等で吸い取る
下記画像を見ると分かりますが、水が少し溜まっています。
ティッシュを突っ込み水を吸い取りました。
下記画像が水が無くなった状態ですかね。穴が3つありますね。下の二つが温水と冷水用の口となり、バネとフレアパッキンがありますね。
[手順6]フレアパッキンとバネを取り出す
私はピンセットを使用して取り出しました。
下記画像が取り出したパッキンとバネとなります。写真だとパッキンの劣化具合が分かりずらいですが、確かに水漏れしてもおかしくないような状態でした。恐らくバネとフレアパッキンを交換するだけ直るケースもあるのかもしれません。Amazonのレビューにもそのようなことを記載されている方はいました。
[手順7]新しいフレアパッキンとバネをセットする
ここからの手順は部品交換しながら今までの逆をやるだけです。
新しいフレアパッキンは赤色なんですね。これらはTHY582Nに付属しております。
下記画像がバネとフレアパッキンをセットした状態です。
[手順8]新しいカートリッジをセットする
下記画像は左側が古いカートリッジ、右側が新しいカートリッジとなります。交換後に古いカートリッジの中を分解してみたのですが、微妙に劣化している部品がありました。水漏れの原因がパッキンだったのか?カートリッジだったのかは不明です。
下記画像が新しいカートリッジをセットした状態。
[手順9]鉄の筒をセットし、白い留め具をはめ、レバーを付ける
[手順10]最後に確認作業
最後に水と温水を出し、レバー締めたら水漏れしないかをチェック。
無事に確認が出来たら修理完了です。
修理する前はモンキーレンチ等の工具も使用しないといけないと思っていたのですが、実際はマイナスドライバーとピンセットしか使用せずにカートリッジ交換が行えてしまいました。これなら私みたいな素人でも出来るのではないかと思います。
今回はこれで直ってくれたのでラッキーでした。もっと違う原因で水漏れしていた場合には、この対処では直らなかったかもしれません。
恐らく今回の場合は、元栓を締めた場合は正しく水漏れが止まってくていたので、シングルレバー混合栓に問題が生じていたと推測して良かったのでしょう。