株式投資にファンダメンタル分析が必要なのか?

株式投資にファンダメンタル分析が必要なのか?

株式投資を始めて20年近くになるが、経験年数は多いが初心者とほぼ知識は変わりません。ここ数週間ディトレードをしていて感じることが「ファンダメンタル分析」って必要なのか?って疑問を感じることが多々ある。

株式投資を始めた当初に読んだ本は、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」というものを読み始めた。

これは世界長者番付けに名前が挙がる「バフェット氏」の投資方法が書かれた本で、基本的に長期での投資スタイルの方には是非読んでもらいたい本なのです。「ファンダメンタル分析」で銘柄選定し安い時に仕込みをするスタイルです。これが株式投資の王道だと長年思っていました。

しかし、ディトレードをしていると「ファンダメンタル分析」よりも「テクニカル分析」と「情報力」の方が大切なんではないかと感じさせられるモノです。

何故株価が上昇しているのか?

不明な銘柄を良く拝見します。ただそういった銘柄は個人の思惑だったり、仕手筋だったり、色々なトレーダー達の資金が流れ株価が動き始めます。動き始めた株価は激しく上下しながら面白い値動きをしてくれます。

この波に上手く乗れると効率的に資金を増やすことが可能です。

株式投資ってなんなんだろう?

テンバガー銘柄を連発で当てているとか言う投資家の方たちがいますが、配当金も出ないような銘柄が「2倍・3倍そしてテンバガーになるっておかしくないか?」って疑問を感じる。

ま、言ってみれば国会議員等の選挙と同じである。

日経平均が上昇しているにも関わらず、赤字を出さない優良企業でPBRが1倍未満の会社の株価がピクリとも動かない。

結局は有名人が選挙に立候補し当選する人気投票と同じです。

短期間で何倍の株価になった?

インターネットが普及したことにより、誰でも簡単に色々な情報を発信することができ、そして収集するすることも可能になった影響も大きいのかもしれない。人気化する銘柄はネットを通じて投資家たちに情報が発信される。自分も含め個人投資家達は有名投資家が推奨しているから株価が上昇するはずだと期待を膨らませ株を買う。

時すでに遅し。その時には高値を掴まされている。

情報をいち早くキャッチし上昇する前に仕込まないとならない。

それにはネットで得る情報も大事だが、テクニカル分析で仕込みを入れている形跡を見つけることが一番良いのではないかと思う。これが難しいのですが。。。

そうすると「投資の王道である長期投資ってどうなの?」って所に行きついてしまうのだ。

ディトレードは面白い?

なんか胡散臭い株式相場だが、プロが「売りで株価を下落させる時の快感がたまらない」という気持ちがよく分かる。上昇しすぎた株価は必ず下落する。その下落のスピードは半端ない。空売りした時に上手くハマり下落してくれた時の快感は凄いとしか言い様がない。

それでも株式投資の王道は長期投資と思っています!

しかし、株価が良く動く人気銘柄でコツコツと値幅を積み上げた方が効率が良いのではないか?って胡散臭い相場では感じてしまう。ディトレードなら株を持越しせずリスクも少ない。

ストップ高連荘するような銘柄は拾えないので、大きく儲けることはないかもしれないが、100万も元手があれば1日に1万位は稼げるだろう。

仕手株には注意が必要!

資金力のあるプロ達(仕手筋)は個人投資家に期待させるようなチャートを作ってくる。悪く言えば株価操作である。分からないようにやっているだけで、どう考えても一機に上昇して下落してって言うのが何の材料もないのに発生すること自体がおかしい。

オセロのようなゲームみたいなものだ。個人投資家の心理を上手く操作している。だから、中途半端にテクニカルを知っていると罠に引っ掛かる。プロ達の心理を逆に読めるようにならないと。

ディトレードはファンダメンタル分析は全く必要ありません。問題は出来高が大きいことが大切です。そして仕手株については、仕手筋の思惑に上手く乗れば良いだけです。全てチャートに現れてきます。

効率性の高いトレード手法は?

ディトレード・スイングトレード・長期トレードと色々なスタイルがあるが、一攫千金を夢見るなら、明日からストップ高連荘する銘柄を仕込めるのが一番良いはずである。

これが出来るのは限られた人間だけなのかもしれない。

相場を動かしている人達(仕手筋)の情報が1日でも早く手に入れることが出来れば可能かもしれませんが、そんなことは基本的に不可能に近いです。むしろ違法の領域になるかもしれません。

だから全ての銘柄の株価・出来高・チャートからそろそろ上昇してきそうな銘柄を読めるか?である。ここら辺はテクニカル分析で可能です。

そして思うんですよ。

会社四季報が年4回発刊されますが、ココからファンダメンタルの良い企業を発掘しておくことが大切だと。

ファンダメンタル分析は侮れない!

株式投資を始めた頃、購入する銘柄を選ぶ時に会社四季報を利用したことありましたが、長年利用していませんでした。しかしトレーダーを生業にしたい為、本格的に会社四季報を読むようになりました。

この会社四季報から選び抜いた銘柄を四季報発行日以降に購入すると、90%以上の確立で上昇します。あくまでも私の基準で選び抜いた銘柄になります。大抵の銘柄はファンダメンタルが良い為、決算が毎回良いのです。

決算直後、ストップ高になる銘柄が多いです。中には四季報発行日直後の相場でストップ高3連荘銘柄も発掘しています。余りにも胡散臭い感じがしたので、ソレは買えませんでしたが・・・・。

これは私もビックリしているのですが、四季報から選んだ銘柄を全て買って放置しているだけで相当儲かるんじゃない?って思う事もあります。

資金があれば全ての銘柄を買っておくのですけど、資金には限りがあります。ココが結構重要で、株価が上昇するタイミングが分からないんですよ。

株価上昇タイミングが分からないから、長期投資が王道になるのかな?

テクニカル・ファンダメンタル分析の両刀使い!

トレードを生業にするのであれば、両刀使いが一番良いのではないかという結論に至りました。

会社四季報からファンダメンタル分析で銘柄選びをし、その銘柄を日々監視!

監視中に動意し始めたら買う!

資金があれば安い場面でどんどん仕込みたいのですが、そこまでの資金はありません。だから効率良く稼ぐには、監視しておきつつ動意タイミングを逃さないのが重要なのでは?

勿論、ファンダメンタルが良い銘柄ですので、株価が長期右肩上がりに上昇することを前提にディトレやスイングトレードも面白くなります。

とにかく負けないトレードを目指す!

これから株式投資を始める方へ

変なノイズを入れない方が良いかもしれません。変にネットの噂だけで銘柄選びをすると痛い目に合う確率高いです。特にSNSは要注意です。有益な情報もあるのですが、最低な情報もあります。

多分、痛い思いを経験してきた方は分かっていると思うのですが、本物の情報とどうでも良い情報を間違えて捉えてしまうと痛い目に合います。

そうならない為にも、正しい知識を身に付けて株式投資に臨んだ方が良いですよ。いきなり大金でやるのはやめましょう。あくまでも余裕資金で始めましょう!

ここまで書いておいて言うのもなんですが、

株式投資って面白いですよ!!

正直、株式投資だけで生活したいです。

メアリー・バフェット (著), デビッド・クラーク (著), 井手 正介 (翻訳), 中熊 靖和 (翻訳)

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