株式投資をしていて思う事がある。
明日株価がどうなるか?
なんてものは誰にも分らない!テクニカル分析、ファンダメンタル分析など色々分析して株を買う事は良いのだが、「○○ショック」みたいなことが起こることは誰にも予測できない。
だからこそ、株式投資において大切なのは、買い方と売り方が大切なのではないかと最近思うようになってきた。
最終的に儲かれば過程なんてどうでも良いことなのだが、安易なロスカットは勿体ないような気がします。
私みたいなのが偉そうな事は言えませんが、資金の使い方をもっと学ぶ必要があると思う。
株式投資に回している資金を一度に投資してはいけない。常にチャンスを待つべきである。投資の世界には「勝つための技術と法則」はあるはず。
一攫千金みたいな夢の話ではなく現実を見るべき
恐らく「勝ち組投資家」には心の余裕とお金の余裕がある。これは大きなメリットだと思う。弱小投資家が勝ち組になるためには、リスクを取って勝ち組になるのか?それともコツコツと少しずつ勝ちを増やしていくかのどちらかである。
仕手株系の銘柄に投資をすることは完全にリスクを取った行動である。資金力を背景に自由自在に株価を操作する仕手系集団がいる。その波に上手く乗れない人は必ず負ける。波に上手く乗れる人は逆にそのような銘柄で大儲けすることが出来る。
そんな当たり前の話であるが、それが出来ないから大抵の個人投資家は負ける。心の余裕と資金力の余裕は比例するような気がする。だから投資の世界にメンタルの強さは欠かせない。しかし、技術も必要であることも確かである。
株式投資の技術とはどういったものだろうか?
ファンダメンタル分析、テクニカル分析をいくらしようとも、銘柄が注目を浴びなければ株価の変動はない。出来高は一つのバロメーターである。株式投資をするのであれば、なるべく出来高が多い銘柄を選択した方が良いと最近感じている。そしてもう1点追加すると、一度に資金投入しないこと。
底値なんてものは誰にも分らない。テクニカル分析的に底値と思っていても更に株価が下がることなんて当たり前のようにある。いつ何が起こるかなんて誰にも分らない。
だから銘柄を決めたら一度に買わず分散して買うべきである。
安いところで買い高く売る
当たり前の事が当たり前のように出来ないから投資で負ける。そもそも株価を予測すること自体が意味の無いこと。
安いと思えば少し買ってみて、更に下がればもう少し買ってみる。売る時も一度に売らず少しずつ売る。理想は無料で得る株を取得すること!
そして絶好の買いチャンスと思った時に厚く買う!
1000株購入した銘柄の株価が2倍になった時に500株売却すれば、残り500株はタダで得た株となる。あとは放置しておけば良い。配当金も手に入るし良いことしかない。その銘柄の株価があまりにも下落しそうであれば、その時全て売却すれば良いのでは?
今の例は2倍になった想定ですが、30%上昇でも同じような理論でタダ株を得ることが可能です。
知識・技術とメンタルと行動がなかなか伴わない
頭では理解していても心の余裕と資金の余裕を作らない為に、絶好の買いのチャンスを逃す。人が買っている時に売り、人が売っている時に買う。この当たり前と思える行動がなかなか出来ない。これはメンタル面の問題が一番大きい。「株価が下落していると更に下がるのでは?」っと思いなかなか買えない!そして思ったときには株価が上昇し、そこに飛び乗ってしまう!そして売りも同じである。「人が買っている時は更に上がるのでは?」っと言う期待をしてしまい売れない。そして知らないうちに株価が買値と同じ水準まで下落する。
当たり前のことが当たり前のように出来ないから負ける!
頭でわかっていても行動が伴わない!
知識・技術をいくら詰め込んだとしても、メンタルの強さは欠かせない!
自分の直感をもっと信じるべきであり欲張らない。
簡単に儲かるおいしい話はこの世にはない!
元本保証の定期預金ですら無くなる可能性はゼロではない!
まずは投資資金を減らさない資金管理を技術を身に着け、利益確定するまでがトレードであることを忘れてはいけない。
簡単に稼げる話なんてこの世には存在しない!まずここから始めよう!
そしてお金の保証なんてものに絶対はない。自分でキチンと管理するところから始めないといけない。そんな美味しい話があれば、ファンドに投資すれば儲かっているはず。日経平均がこれだけ上昇しているのだから。