ここ最近ディトレードをするようになったのだが、このディトレードだが長期投資とは違い。短い時間(分刻み)で値幅を取り、何回も繰り返しトレードすることにより稼いでいくものである。
こう言ったディトレーダーで有名になっている方もいます。
あたかも簡単に稼げるような感じで本が出版されており、それを読んだ人が勘違いして株式投資は簡単に稼げると思うのであろう。
一つ言っておくと簡単ではありません。
成功者達は失敗を繰り返しながら投資方法を確立しているのです。
そして、間違いなく努力しています。
株式トレードは心技体のスポーツと同じである
株式投資と言っていいのか株式トレードと言うべきなのかは何とも言えないが、株式トレードは一つの競技と同じである。何が言いたいか?
「心・技・体」が揃っていないと成功しない競技。
この中でも株式トレードで重要になってくるのは、「心」と「技」である。勿論、健康も必要なので「体」も大切なのだが、最初の二つが特に重要だ。
「心」が大切な理由
実はこの株式トレードって言うのは自分の欲望との闘いなのだ。どうしても少しでも多く稼ぎたい。一攫千金を狙いたい。と言った欲望が邪魔をするのである。そして損はしたくないという葛藤との闘い。
株式トレードは利益を確定してトレード終了となる。
株価が上昇し始めるとまだまだ上がると思い込んでしまう。そして上昇している時は良いのだが、突然暴落したりするものだ。
そしてあの時に利益確定しておけば良かったと後悔する。
そして知らぬ間にマイナスになり始めると、あそこまで上がったのだから株価が戻るはずだと思い始める。そして損するのは嫌だと思い始めるのだ。そうこうしているうちにどんどん株価が下がり取り返しのつかない状態となり、最終的には塩漬けとなってしまうのだ。
こうなってしまうと株式投資から遠ざかることになり、株券が拘束されているが上に売買を行わなくなってしまう。そうするとトレード経験を積むことが出来ずに知識や技術を身に着けることが出来なくなってしまうのだ。
株式トレードについては「心」を鍛えることが一番大切である。
「技」が大切な理由
これは株式投資で使われる用語を覚えたり、チャートの形などを分析するために必要なテクニカル的な知識を得ることは当たり前のことなのだが、実際に株式トレードをすると、その得た知識をなかなか実践に使えないのだ。これは「心」と関係してくる部分があるので難しいのだが、やはり取引を頻繁に繰り返して経験を積むことが一番の近道なのだ。そして失敗した時、成功した時、色々あると覆うが更に研究し、更に得たことを実践に移す。この繰り返しにより経験が増え、勝ちパターンも増えていくのである。
間違ってはいけないのは、ただ漠然と経験を積んでも意味がない。
きちんと理論的に考えて実践して反省しての繰り返しをしないとならない。
株式トレードの世界は相場が全ての回答だと思う。
相場で動いている株価が全てなのだ。
だから時として、株の教科書に載っていないことが起りえる。
だからこそ正しい技術を身に着け、経験を積んでいくことが大切なのだ。
まとめると
ここまで読んで、「心技体」が大切な事が分かったと思うが、これは無謀にロスカットしろとそういう事ではない。そして全勝しろということでもない。全勝する人はいない。要は一年のトータルでどれだけ資産を増やすことが出来るかが大切なのだ。もし定期貯金で1%の利率が付くようなものがあれば、それよりも稼げなければやる意味がないという事と同じ。少しでも正しい知識・技術を身に着け、心を乱さず株式トレードに臨めるかが大切です。