昨年末に我が家の電気温水器が故障。。。
冬の寒さの中、まさかの電気温水器が壊れ途方に暮れてしまった訳です。
しかし運の良いことに、何故かお風呂の湯舟への給水のみが出来なくなる故障で、お風呂のシャワーとキッチンへの温水は出てくれたため助かりました。
この電気温水器ですが、約20年前に家を新築した時から使用していたもので老朽化も進んでいた訳で、迷わず交換の為、ネットで情報を集め業者選定し、業者へ連絡したのでした。
これがラッキーなことが続く始まりなのでした。
普通なら故障して不運なのですが、良いタイミング壊れてくれたと思わざる得ない出来事となりました。きっとご先祖様が護ってくれたのだろうか。
ありがとうございました。
それではその出来事及び、電気温水器からエコキュートへ変更したことによるメリットを記載しようと思う。
電気温水器からエコキュートへの変更
業者とのやり取りまさかの展開!
ネットで調査し、何となく価格が安く、何かあったときに駆けつけてくれる距離に営業所がある業者に連絡しました。
私:「電気温水器が故障したので何とかしたい」
ここで故障の詳細事項とお話し、エコキュートへの変更を希望することの旨を伝えると。
業者:「お客様は太陽光発電とかやっていてオール電化ですか?」
私:「そうです」
業者:「蓄熱式暖房機」とはありますか?
私:「あります」
業者:「実は今、国からの補助金(※給湯省エネ2024事業、当時は名前分からなかった。。。)がありまして、お客様は最も良い条件での補助金対象となります。」
私:「・・・」
業者:「電気温水器を撤去で5万円、エコキュートで8万円の補助金が出ます。そして蓄熱式暖房機を撤去すると1台につき10万円の補助金が追加されます。」
私:「何故、蓄熱式暖房機撤去で10万?電気温水器と関係ないような。。。」
業者:「蓄熱式暖房機は撤去されますか?」
私:「蓄熱式暖房機なのですが、あれだけ政府や電力会社が夜間電力を使用するように仕向けていたくせに、近年の電気料金の値上げで夜間電力も高くなり、2年前から使わなくなりました。それなのでどうやって廃棄すれば良いか悩んでいました。補助金使って廃棄できるならお願いします。」
てな感じです。
しかも蓄熱式暖房機の廃棄に関しては、お客様が損せず、むしろプラスになるように廃棄にしてくれるとのこと。
電気温水器が故障して困っていたのに、運よく国の補助金の対象になったことによって、電気温水器からエコキュートに格安で変更できることになり、廃棄に迷っていた蓄熱式暖房機がお金を掛けずに廃棄できるようになったのでした。
ただこの時、補助金の支給は来年度予算で施行されるため、来年の夏くらいに振り込まれるのではないかとのこと。それなので工事料金はとりあえず全部お客様がお支払い下さいとのことでした。最近になり補助金の交付決定と振込のお知らせが届き、予定通り23万円の補助金が決定いたしました。
電気使用量がまさかの展開!
補助金だけでもまさかの展開だったのですが、電気温水器からエコキュートに変更したことにより使用電気量にも大きな変化が出ました。エコキュートが省エネとは知っていたのですが、まさかここまで違うとは思いませんでした。夜間の電気料金が安かった時は電気温水器でも電気料金が気になることは無かったのですが、現在の電気料金では厳しいです。勿論、蓄熱式暖房機に関しては夜間電力が安いことが前提の暖房機であります。24時間部屋が暖かいのは有難いのですが、夜間電気料金が値上がりしている現状、非効率な蓄熱式暖房機は不要であり、我が家では数年前より使わなくなりました。蓄熱式暖房機は冬のシーズンに入ったらスイッチONして春になるまで電源入れっぱなしなため、基本的に使わないと決めたらコンセントごと抜いておくのです。
下記画像が電気使用量の推移になるのですが、電気温水器が故障したのが12月下旬で、12月ギリギリでエコキュートに変わっております。12月中旬までは普通に電気温水器を使用しており、前年を表すピンクの線よりもオーバーしているのが分かります。しかし完全にエコキュートになってからの1月以降は前年よりも全て下回っています。12月と1月での電気使用量が激減しているのも分かるかと。また2月の一番寒い時期に関しては半分くらいになっているようにも思えるのですがどうでしょうか?
当然のごとく電気料金も下がった訳で
下記画像が電気料金となります。ここ近年はどんどん電気料金単価が値上がりしているため、前年よりも電気料金を下げることは難しい状況となっているかと思います。しかし電気使用量が激減した我が家では1月より全ての月で前年よりも電気料金が減っております。エコキュートに変更した以外のことで節電等はまったくしておりません。
電気温水器が故障して良かった
我が家の場合はあくまでもたまたま電気温水器が故障したことで、それが良い方向へ向かったわけです。しかし振り返ってみると補助金はラッキーだったのですが、電気使用量の変化は一番驚いております。これを見てしまうと、なんでエコキュートでなく電気温水器を新築当時に導入してしまったのだろうか?と思う訳です。これだけ電気使用量が違うのに電気温水器を使うメリットがあるのだろうか?
個人的にはもっと早くこのことに気付くべきだったかと。
もしまだ電気温水器を使っている方は、エコキュートに変更することを検討してみてはどうだろうか?